入居者のニーズ

入居者のニーズはマクロでみると大型志向だが、その周辺には大型が多く建っていて、いま不足しているのは1Kや1DKなど小タイプであるとか、あるいはその逆である、といった情報が得られるはずだ。
それによってどんなタイプのアパート、マンションを建てるとよいかが自然と決まってくる。
これは地域によって大きく異なるので、ぜひ調査したいところだ。
学生が多いのか、新婚さんか、単身サラリーマンか、ホステスかなど、どんな人たちが探しにくるかを不動産業者に聞けば傾向がつかめる。
ただ学校が近くに移転してきたから学生向き、と決めるのは早計だ。
たとえば東京都八王子市の場合、大学がいくつも移転したので、学生アパートを建てれば間違いないと土地所有者は考えた。
ところが、建て過ぎて多くの物件が空き室になってしまったのだ。
その理由を詳しく調べてみると、八王子の大学に通う学生は八王子には住みたくないということがわかった。
ではどこに住みたいのか。
学校と遊び場の中間に住みたいのだ。
学校が終わったら新宿や渋谷へ遊びに行きたいため、荻窪、吉祥寺、三膳などが人気になるのだ。
つまり学校が移転してきたから学生向き、企業が進出してきたから社員寮向き、社宅向きと単純に結論づけることはでこないのだ。

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